608F

(大牟田線/宮地岳線608-609-659→貝塚線608-659)

(07/02/14@西鉄貝塚駅)


〜History〜

1964年製造の600型3次車であり、610編成と同期である。
300型3連と違いはじめからク658は製造されていないが、輸送力増に伴い
3連固定編成化、部品確保のため運転機器を撤去されたが、運転台は撤去されなかった。
中間の609は先頭に立つことがなくなった為現在の600型標準の方向幕や前照灯は設置されて
おらず、貫通扉上の前照灯が残り、600型オリジナルの顔を知る貴重な手がかりであった。

(06/07/25@西鉄三苫駅)

なお、貫通路窓下に手動行先表示機を設置したのは4次車からのはずで、同期の611には
設置されていないが609の貫通路窓下には行先表示機の跡がある。なお、608と609の連結面の
渡り板は610編成621編成と違い独特な処理をしている。
610編成621編成はモ600先頭側の狭い渡り板と同じサイズのものを両側からつけており、
貫通路もそれにあわせて狭くしている。608編成は608と609側で渡り板のサイズが違う。)

(06/07/25)


8000系投入により、宮地岳線へ転用され、3連ながら都市型ワンマン運転を行う。
もともとは置き換えられた120型の台車を流用していたが老朽化のため、現在の台車に再交換
された。2007年3月に他の600型同様、発車ベルが電子音式のものに交換された。
同年12月、貝塚線での3両編成の運行が全面的になくなり、中間の609号のみが廃車された。


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