(07/03/08@西鉄宮地岳〜西鉄津屋崎駅間)
07/03/31の西鉄新宮〜津屋崎間廃止まで活躍した吊り掛け駆動車。元は311+361、312+362
という編成で大牟田線で活躍していたが、宮地岳線転属に際し361は廃車、311+312+362で
3連を組み、310編成(310+311+312)に改番された。305編成と同じく、3連化にあたり
中間の311は運転台を撤去せず運転機器も残され、後の310廃車に伴う2連化で活用された。
(07/03/08@西鉄福間駅)
転入後車体更新を受け、その際3連の前面は全て361のような非貫通スタイルに改造された。
しかし、この時311や305は2両目に使用されており先頭に立つことがなかったため
前面に関しては他編成のような車体更新を受けず、比較的オリジナルに近い形状を保っていた。
そのため、311編成や305編成は、津屋崎側の電動車は原型に近い顔であるのに対し
貝塚側の付随車は3連用の非貫通顔というように、前後で違う顔となっていた。
(01/07/20@貝塚駅 幌受けがまだ残っている)
2000年4月30日に310が廃車となり、311+361の2連となった
(廃車理由は減車か310の事故によるものか定かでない)。
310を廃車にした直後は、しばらく311に幌受けが残ったまま運用に入っており、塗装を除けば
オリジナルの300形に近い表情が見られた。後の検査入場時に幌受けは撤去された。
貫通扉中央にある小窓のような部分は、大牟田線時代行先表示を入れていた部分である。
305編成と違い、この部分に白い板がいれられていたが、部分廃止記念塗装になった後、
周りと同じ塗装でこの部分は埋められた。HM受けとして利用するためだったと思われる。