(07/03/27@西鉄和白駅間)
300型の中で唯一西鉄新宮〜津屋崎間廃止後も生き残った編成。307、357は
昭和23年汽車会社製であるのに対し、327は昭和36年川崎車輛製でバス窓と特徴的である。
これは当初307編成は2連であったが、旧600型(現在も残る600型とは別形式)の両先頭車が
1300型に改造された際、余剰になった電装品を利用して新造されたのが326、327である。
ただし宮地岳線転入に際し台車交換を行っているため、宮地岳線転入時には殆ど旧600型の
DNAは残っていなかったのではないだろうか。
(05/03/06@西鉄貝塚駅)
バス窓中間車モ320をもつ300型は宮地岳線に306編成と307編成がいたが、306編成は619編成
の宮地岳線転入に伴い減車もかねて2003年に廃車されたのに対し、307編成は07/12/25の
3両編成全廃まで生き延びた。307編成は宮地岳線時代に600型と同じカルダン駆動の台車に
再交換された。これは宮地岳線300型の中でも唯一で、307編成を延命させた要因となった。